
社労士 9ヶ月の学習スケジュール
【働きながら一発合格した実例】
管理人(メカとら)は、IT企業の人事部でフルタイム勤務をしながら、11月スタート・約9ヶ月・累計1,000時間ほどの学習で社会保険労務士試験に一発合格しました。 学習の軸にしたのは通信制予備校の動画講義で、市販のテキストと問題集を併用しました。 このページでは、その9ヶ月をどう配分したのかを月別に公開します。
月別スケジュール(11月開始 → 8月試験)
社労士試験は毎年8月の第4日曜前後。逆算すると、前年11月開始が働きながらの現実的なラインです。 各フェーズの「目的」を1つに絞るのが、挫折しないコツでした。
基礎インプット期
この期間のゴール:労働科目を一周する
労基・安衛・労災・雇用・徴収まで。ここで完璧を目指すと必ず挫折します。「7割わかれば次へ進む」を徹底し、とにかく一周するのが目的。分からない箇所はテキストに付箋を貼って先に進みます。
週20時間 / 累計約260h社会保険科目 + 一周目の穴埋め
この期間のゴール:健保・国年・厚年を攻略
年金2科目が最大の山場。国年と厚年は必ず横断で比較しながら学びます。並行して、労働科目の過去問を解き始めて記憶を維持。ここで「インプットだけの学習」から「過去問中心」に切り替えます。
週22時間 / 累計約550h過去問回転期
この期間のゴール:過去問を3周する
全科目の過去問をひたすら回します。間違えた問題だけを繰り返す「間違いノート方式」で効率化。この時期に初めて、点数が安定して伸び始める実感が出てきます。
週26時間 / 累計約780h模試 + 弱点補強
この期間のゴール:本番形式に体を慣らす
市販模試や予備校の公開模試を受け、5時間の長丁場に耐える体力と時間配分を確認。結果に一喜一憂せず、基準点割れした科目を最優先で補強します。
週28時間 / 累計約900h直前期
この期間のゴール:暗記と法改正・白書
数字・期限・手続きなど、直前に詰め込むほど効果が高い項目に集中。法改正と白書・統計はこの時期にまとめて仕上げます。新しい教材には絶対に手を出さないこと。
週32時間 / 累計約1,000h+平日2時間45分の使い方
社会人がまとまった時間を確保するのは不可能に近いです。私は「机に向かう時間」を1日1時間に固定し、 残りはスキマ時間で埋めました。
頭を「社労士モード」に切り替える助走
忘却曲線の底で拾い直すのが最も効率的
メインの学習枠。机に向かう唯一の時間
平日にできない「まとまった思考」を確保
※ 平日2時間45分 × 5日 + 休日6時間 × 2日 = 週約26時間。これを9ヶ月(約39週)続けると約1,000時間に届きます。
9ヶ月で間に合わせた3つの判断
① 完璧主義を捨てた。1周目は理解度7割で先に進みました。社労士試験は範囲が広く、1科目に固執すると他が間に合いません。 「2周目・3周目で回収する」と決めておくと、進みが劇的に速くなります。
② 教材を増やさなかった。テキスト1冊・問題集1冊・過去問1冊のみ。不安になると新しい本を買いたくなりますが、 冊数が増えるほど1冊あたりの完成度は下がります。使い込んだ1冊が最強の武器になります。
③ 5月に学習方法を切り替えた。前半はインプット中心、後半は完全に過去問中心へ。暗記が苦手だった私が伸びたのは、 「テキストを覚える」のをやめて「過去問を解きながら必要な知識を逆算する」形にしてからでした。
このスケジュールが向いている人・向かない人
向いている人
- 毎日1〜2時間なら確保できる
- 自分で計画を立てて修正できる
- 平日の隙間時間をかき集められる
講座を検討した方がいい人
- 学習開始が春以降で時間が足りない
- 法改正・白書対策を自力で集める自信がない
- 一人だと続かない自覚がある
よくある質問
Q. 社労士試験は9ヶ月で合格できますか?
A. 可能です。ただし目安とされる800〜1,000時間を9ヶ月に凝縮することになるため、週25時間前後の確保が前提になります。平日の隙間時間をかき集め、休日にまとまった時間を取れる人向けの進め方です。初学者の場合は1年以上を見込んだ方が安全です。
Q. いつから勉強を始めるべきですか?
A. 働きながらなら前年の10〜11月開始が現実的です。年内に労働科目、春に社会保険科目、5月以降を過去問と模試に充てると無理のない配分になります。
Q. 1日どれくらい勉強していましたか?
A. 平日は通勤中60分+昼休み30分+帰宅後75分の計2時間45分、休日は6時間ずつ確保していました。週にすると約26時間で、これを9ヶ月続けて約1,000時間になります。
Q. 途中で挫折しそうになったときは?
A. 「今日は一問一答を5問だけ」でもいいので、毎日途切れさせないことを最優先にしました。ゼロの日を作ると再開のハードルが跳ね上がります。