暗記苦手でも9ヶ月で一発合格!
社労士試験の対策メソッド
通信講座 × 社会人 × フルタイム勤務で合格した等身大の記録
私(メカとら)はIT企業の人事部でHR DX担当として働きながら、2022年に社会保険労務士試験に一発合格しました。 9ヶ月間という比較的短い期間で、しかも暗記が苦手な私がどうやって合格を掴んだのか——その全てをこの体験記にまとめました。
最初に断言しますが、社労士試験は「量をこなせば合格できる」試験ではありません。 8科目の膨大な知識をただ暗記しようとすると、必ず壁にぶつかります。大切なのは「理解してから覚える」こと、 そして「合格点を取るための戦略的な学習」です。
学習の軸にしたのは通信制予備校の動画講義で、そこに市販のテキストと問題集を併用しました。 通学の時間が取れず、隙間時間にスマホで進めたかったためです。合格できた理由は教材そのものより、学習の「仕組み」にあります。 平日は通勤・昼休み・帰宅後をかき集め、休日はまとまった時間を確保して、9ヶ月で約1,000〜1,100時間を積み上げました。
合格したときの条件
| 受験年 | 2022年(令和4年度・第54回)※ 合格率5.3%、直近5年で最低 |
| 勉強期間 | 2021年11月中旬〜2022年8月(約9ヶ月半) |
| 総勉強時間 | 約1,000〜1,100時間 |
| 学習形態 | 通信講座(アガルート)+ 市販の問題集・過去問・アプリ |
| 仕事 | 出社7割・残業は月30時間前後・通勤は片道80分 |
| 家庭 | 30代・未就学児1人・妻もフルタイム勤務 |
| その年の合格ライン | 選択式27点・択一式44点 |
時間に余裕のある環境ではありませんでした。だからこそ、同じように働きながら受ける方の参考になると思って数字を出しています。
9ヶ月半の流れ
テキストを通読して全体像をつかむ時期。理解が難しい箇所は動画講義とYouTubeで補足
問題集を解き、間違えた問題はテキストに戻って確認する
間違えた問題の潰し込み。一般常識の対策もここから
過去問を時間を測って解き、模試を2回。直前期は休日1日8時間
時期ごとの平日・休日の時間配分は勉強時間の目安のページに表でまとめています。
振り返って、効いたと思う3つのこと
1. 朝の1時間を固定枠にした。子どもがいて夜の時間は読めなかったので、朝だけは毎日同じ時間に机に向かいました。 夜にできなかった日があっても、朝の1時間があればゼロにはなりません。9ヶ月半続いた理由は、ほぼこれです。
2. 年金3法に時間の4割を割いた。健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法は配点が大きく、理解にも時間がかかります。 逆に一般常識は範囲が広すぎるので深追いせず、統計の数字は直前期にまとめて覚えると決めました。 その結果、選択式の一般常識は3点で基準点ぎりぎり。守りに徹した判断が、結果的に足を引っ張らずに済んだ形です。
3. 完璧主義を捨てた。社労士試験は満点を取る試験ではなく、全科目で基準点を越える試験です。わからない問題に時間をかけるより、 解ける問題を確実に取るほうを優先しました。「全科目で7割取れれば合格できる」と割り切り、わからない問題は深追いしないと決めていました。